15日に松下電工SRでS社の担当者と話をした際、「マリコから車椅子で出入り・家の中の移動ができるように要望されているが、床高を下げると浸水のリスクが高まるし、通常床高の部屋との段差も生じるが、どうしようか」と言われていた。
まったく、社会福祉士であり福祉住環境コーディネーター2級を持っている僕たち夫婦の助言に耳を貸さず、まだそんな要望を出してんのか。
それ以外にも、20日の打ち合わせの前に決めておくことがあり、たまたま僕も早退できることになったので、夕方から実家で家族会議を行った。
出席者は、タカシ・マリコ・ユキコ・ヒデトシ。
まずは車椅子での移動についてだが、加齢によって足腰が弱ってきたときに、家の中を車椅子で移動したり、車椅子で家から出入りすることなんて、ほとんどないか、あってもごくわずかな期間だけだ。
通常は、外出の際自分で歩くことができなくなった高齢者も、つたい歩き(物で自分の体重を支えながら歩行すること)はできることが多い。
自宅で生活することを考えれば、例えばベッドから起きて、車椅子に乗って、移動して、トイレに行くよりは、起きてつたい歩きでトイレに行くほうが断然早い。
病院とか施設みたいに、寝るところ、普段生活するところ、食べるところ、風呂、トイレが離れていたら車椅子の移動を考えないといけないが、コンパクトな日本の一般家屋では、車椅子を“使わなければ移動できない”なんてことはないといっても過言ではないだろう。
また、車椅子の自走(自分で車椅子を操作して移動すること)のためには、上半身の力が必要だから、体力が弱ってきた高齢者は自走ができなくなることもある。
つまり、家の中で加齢によって、「歩けなくなったから車椅子で移動する」は滅多にあるものではなく、「歩けなくなったから移動に関しては他人の手を借りる」が現実だ。
じゃあ、「歩けなくなったから移動に関しては他人の手を借りる」状態になったらどうするか、だが、自走の機能を取り払った介助用の車椅子であれば、多少の段差や狭い間口(バリアフリー仕様ではない住宅内の段差や間口の広さ)でも苦にならない。
結局、自力で車椅子で家から出入りしたり、家の中を移動することを考えなければならないのは、脊椎損傷とか下肢切断で歩行ができない身体障がい者になるが、今のところそういう状態の家族はいない。
障がい者も高齢者も、そうなってしまったら住宅改修費用が行政から出る可能性もある。
結局、メリットとデメリット、何が得られて何が失われるかのバランスを考えながら、車椅子での生活が可能な仕様を採用するかどうかを考えるべきだが、うちの母親はそこまで考えているわけではなかったので、この要望については取り下げることにした。
なお、そうはいっても自宅内のバリアフリー化は要望として出すことにする。
これは、車椅子での移動を念頭においたものではなく、つまずき防止の観点からだ。
また、玄関と治療院待合室をつなげて考えると、4畳の空間になるので、将来的に車椅子で出入りしなければならなくなったら、治療院待合室を撤去して、このスペースにリフトをつけることにする。
また、自分で車椅子を操作して移動することはないと書いたが、将来どうなるかわからないので、間口は広めに取ってもらうようにする。
それ以外にもいろいろなことが決まった。
早速、家族会議の結果を、S社のAさんに送った。
これを元にして、20日にほぼ確定の平面図を持参していただき、打ち合わせを行う。
たぶん、部屋や廊下の位置などは、今日の話し合いでほぼ確定できるはずだ。
予算が嵌れば、間取りについての変更はないものと思われる。
あとは、建具の位置や、収納の場所などが決まっていないので、20日はそういった細かい話を詰めたい。
さらに、20日は工程についても打ち合わせする。
どんどん具体的になっていくので、非常に楽しみです。
まったく、社会福祉士であり福祉住環境コーディネーター2級を持っている僕たち夫婦の助言に耳を貸さず、まだそんな要望を出してんのか。
それ以外にも、20日の打ち合わせの前に決めておくことがあり、たまたま僕も早退できることになったので、夕方から実家で家族会議を行った。
出席者は、タカシ・マリコ・ユキコ・ヒデトシ。
まずは車椅子での移動についてだが、加齢によって足腰が弱ってきたときに、家の中を車椅子で移動したり、車椅子で家から出入りすることなんて、ほとんどないか、あってもごくわずかな期間だけだ。
通常は、外出の際自分で歩くことができなくなった高齢者も、つたい歩き(物で自分の体重を支えながら歩行すること)はできることが多い。
自宅で生活することを考えれば、例えばベッドから起きて、車椅子に乗って、移動して、トイレに行くよりは、起きてつたい歩きでトイレに行くほうが断然早い。
病院とか施設みたいに、寝るところ、普段生活するところ、食べるところ、風呂、トイレが離れていたら車椅子の移動を考えないといけないが、コンパクトな日本の一般家屋では、車椅子を“使わなければ移動できない”なんてことはないといっても過言ではないだろう。
また、車椅子の自走(自分で車椅子を操作して移動すること)のためには、上半身の力が必要だから、体力が弱ってきた高齢者は自走ができなくなることもある。
つまり、家の中で加齢によって、「歩けなくなったから車椅子で移動する」は滅多にあるものではなく、「歩けなくなったから移動に関しては他人の手を借りる」が現実だ。
じゃあ、「歩けなくなったから移動に関しては他人の手を借りる」状態になったらどうするか、だが、自走の機能を取り払った介助用の車椅子であれば、多少の段差や狭い間口(バリアフリー仕様ではない住宅内の段差や間口の広さ)でも苦にならない。
結局、自力で車椅子で家から出入りしたり、家の中を移動することを考えなければならないのは、脊椎損傷とか下肢切断で歩行ができない身体障がい者になるが、今のところそういう状態の家族はいない。
障がい者も高齢者も、そうなってしまったら住宅改修費用が行政から出る可能性もある。
結局、メリットとデメリット、何が得られて何が失われるかのバランスを考えながら、車椅子での生活が可能な仕様を採用するかどうかを考えるべきだが、うちの母親はそこまで考えているわけではなかったので、この要望については取り下げることにした。
なお、そうはいっても自宅内のバリアフリー化は要望として出すことにする。
これは、車椅子での移動を念頭においたものではなく、つまずき防止の観点からだ。
また、玄関と治療院待合室をつなげて考えると、4畳の空間になるので、将来的に車椅子で出入りしなければならなくなったら、治療院待合室を撤去して、このスペースにリフトをつけることにする。
また、自分で車椅子を操作して移動することはないと書いたが、将来どうなるかわからないので、間口は広めに取ってもらうようにする。
それ以外にもいろいろなことが決まった。
早速、家族会議の結果を、S社のAさんに送った。
これを元にして、20日にほぼ確定の平面図を持参していただき、打ち合わせを行う。
たぶん、部屋や廊下の位置などは、今日の話し合いでほぼ確定できるはずだ。
予算が嵌れば、間取りについての変更はないものと思われる。
あとは、建具の位置や、収納の場所などが決まっていないので、20日はそういった細かい話を詰めたい。
さらに、20日は工程についても打ち合わせする。
どんどん具体的になっていくので、非常に楽しみです。
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