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あのような依頼形式にした理由についてもまとめておきたい。

1次:
・専門家の意見を聞きたい
家の建替え計画が最初に持ち上がってから5年、正直言って考えが煮詰まっている部分がある。
いい意味で、この煮詰まった状態を打開してくれる斬新なプランの登場を期待している。
例えば、1階に店舗・治療院・居室を配置するという条件の中で、南側に何を持ってくるか。駐車台数をどのように配置してくるか。
建築の専門家が考えるプランが、(自分たちの考えを持っているだけに、)うーんと唸るものか、それともこんなもんかと思うか、そこが一つの焦点になる。

・まずは自由な発想で
実際に間取り等を決めていく場合、専門家の言うことを全て聞くつもりはないし、反対にこちらの考えを全て通すつもりもない。
実際には、恐らくこちらのプランをプロの目で修正してもらいながら、結果的に我が家にとって最適な間取りを決めるようになるだろう。
だとしても、各社が当方の敷地を見られて、どのような図面を描いてくれるのか。
それによって見えてくる会社ごとの個性があると思う。
つまりは、会社ごとのオリジナリティーを見たいので、2次に必要になる当方作成の図面は、あらかじめお見せすると、期待した効果が得られないと思った。

・概算をいくらで出されてくるか
予算を聞いてきた会社には正直に答えているし、聞いてこない会社にこちらから言うことはしていない。
その中で、いくらの概算額を提示されるかで、会社の考えが少しは見えてくるのではないかと思っている。

・公平性のアピール
1次プランを厳封するようにお願いしたのは、先に見ると絶対に判断にブレが生じると思ったからだ。
つまり、○○社が2月5日に提出したのをその日に見て、△△社が2月15日に提出したのをその日に見ようとすると、絶対に○○社と△△社の比較になってしまうし、そうなると10日前に見たものと今日見たものとを比較するようになる。
それでは、同じ条件で比較することにならない。
なので、5社のプランをを全く同じ日に見るために、このような形式にした。



2次:
1次と逆で、当方のプランで家を建てたらいくらになるかをお聞きするためのもの。
こちらは、建築は素人だが、今の土地に住みながら商売をすることに関してはプロである。
この間取りで家を建ててくれと言うつもりは毛頭ないが、現状で当方が考える最適な間取りの建物がいくらで建つかを聞いておかなければ、建物には満足できるがローンに苦しむということになりかねない。
また、「金額だけで業者を選定することはない」という言葉を、どれだけ信用してくれているかも見てみたい。
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