忍者ブログ
HOME > > [PR] > 考え方のまとめ > 工法についての考え方 RSS   Admin NewEntry Comment
引越し先
  • 2024.03≪
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • ≫ 2024.05
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

勉強と言えるレベルかどうかわからないが、色々調べた結果、我が家を建てるには鉄骨造(S造)しかないという結論に達している。
その理由等を整理してみたい。

まず、建てようとしている家とその敷地の特性について、再度確認。
・1階に店舗がある
・2世帯住宅である
・3階建てが希望である
・地盤が弱い
・日当たりが良い(将来に渡っても、確実に日当たりは良い)

最初に好みから書くと、2×4工法は信頼できない。
別荘とか離れとか、小規模の平家建にならアリなのだが、大きな建坪(とは言っても、米国で主流の工法だからそんなことはないのだろうけど)や2階3階を、木でできた壁で支えるという工法が、いつか壊れそうな気がしてならない。
それに、壁の真下に強力な力がかかるということであり、不同沈下がおきそうな気がしてしょうがない。
これは、きっと素人の妄想なのだろうけど、とにかく2×4は信頼できない。
さらに、大規模なリフォームが行いにくいこともあり、2×4は真っ先に却下(というか門前払い)となった。

次に、大きな間口と空間が必要となる店舗を含む3階建てということで、在来(木造軸組)工法も却下となった。
ただし、仮にヒデトシ夫婦とその子供だけが住む、ごく普通の家を建てる場合だったら、在来工法は充分検討に値する工法である。

この段階で残ったのは、SかRC(鉄筋コンクリート)ということになる。
店舗・親世帯と子世帯をきっちりと隔てて欲しいので(万が一の場合の火や、音や虫!が乗り越えられない造りが望ましい。間取り的には内部階段で行き来できる形にしたい)RCの頑丈さはとても好感が持てる。だが、
・自重があるので、軟弱地盤に建てる場合、基礎工事費が高額になる
・日当たりが良すぎるので、劣化が早まる。また、夏にかなり暑くなることが予想される
・大規模なリフォームが行いにくい
という教科書どおりのデメリットが気になった。
さらに、RCは施工の上手下手が結果に表れやすい工法ではないかと思う。
コンクリート自体の強度なんて、素人はおろかプロが見ても判断が難しい物だし、一度建ってしまうと、隠れた瑕疵を見つけることは困難だ。
優秀な監理者を雇える立場ならいいが、そうでない私らは手を出さないほうが無難な工法に思える。
なお、工期が長いというデメリットについては、特に問題にならないと思う。

そこで、最終的に残ったのがSということになるが、決して消去法的に選んだわけではない。
1階が店舗・親世帯で、2・3階が子世帯になるのだが、自由な間取を可能にできるのがSの最大の魅力だと思う。
それに、上下階の遮音性についても、Sは優れている。
地盤の補強にしたって、RCほど念入りにしなくてもいい。
将来、大規模なリフォームが必要になる場合でも、ある程度の自由はきく。
これらのメリットを考えると、最終的にはSしかないと思えるようになった。

更に細かく言えば、スラブ式とラーメン式なら、ラーメンのほうが好みだ。
柱や梁の出っ張りができるという話も聞くが、別に気にならない。
むしろ、内部のいいアクセントになるとさえ思う。
もちろん、店やリビングに大空間を取らなければ、ラーメンにする必要もないのだが、憧れという意味でも、鉄骨ラーメンがベストの工法ではないかと思っている。

じゃあ、店舗がある1階をSで造って、2・3階を木造にすれば?ということも考えられるが、これもノーである。
1階部分が高い基礎だと考えればいいのかもしれないが、通し柱が地面からてっぺんではなく、階の途中からてっぺんまでというのが、気味が悪くてしょうがない。
それに、希望としては陸屋根だから、一応は木造だと具合が悪い。
最も大きな理由は、そもそも木造とSの耐用年数は違う。
Sがまだまだ住める状態でも、木造が建替えずにいられない状態になったら、一緒に壊してしまうの?
そんなのもったいない。
僕は120歳まで生きる予定だから、人生はあと90年あるわけだけど、自立した生活ができるのはせいぜいあと70年だろう。
だから、今建てようとしている家を終の棲家にするつもりだ。
それなりに長持ちする家を建てたいので、一部でも木造というのは、やっぱり却下となってしまうのである。
PR
postこの記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
[268]  [269]  [270]  [271]  [272]  [273]  [274]  [275]  [276]  [277]  [278
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
バーコード
P R
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
最新コメント
最新トラックバック
INH-PROJECT Produced by ヒデトシ.I
日めくりカレンダーBLUE Designed by がりんぺいろ
忍者ブログ [PR]