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プランの提出をお願いしてから、連絡のやり取りをかなり活発にされる業者さんと、そうではない業者さんにはっきりと分かれてきた。

その状況で思うことがある。
今は、どの業者さんを我が家のいえづくりパートナーにするか決める段階だ。
いえづくり全体で考えれば、理性も感性も満足できる家を建てたい。
だけど、どの業者さんに決めるかという作業においては、なるべく理性の部分の材料でもって判断していきたい。

このことは、連絡のやり取りを活発にされている業者さんにも伝えているつもりだ。
だけど、面白いことに、業者さんが理性に訴えようとアプローチされていることが、結果的に感性の部分に訴えることになってしまっている。
「これだけ頑張ったので、ウチに決めてください」と露骨に言われたことはないが、それは恐らく僕には通用しません。
逆に、「ウチはこれだけいい家を造れるので、よそにされたらきっと後悔しますよ」とだけ言われるほうが、よっぽどいいアピールになる。

少し前、ラジオで「夢は掛け算、現実(実績)は足し算」という言葉を聞いた。
いえづくりにおいて、ああしたい、こうしたいという要望は、それこそ掛け算的に大きくなる。
一方で、現実にどういう家を造るか、どういう家ができるかは、足し算的に極めてシビアに、なおかつ身の丈にあったものにせざるを得ない。
それをきちんと認識しているつもりなので、掛け算的なアプローチは逆効果になりかねませんよ。


我が家のいえづくり=プラン+構造の頑丈さ+快適性−経済性
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Q4:わざわざ陸屋根にする理由は何ですか

A4:「広い庭が欲しい」と要望される方と同じ動機だと思います。
ただ、陸屋根にしてルーフガーデンにすることのデメリットも勉強しているつもりです。
・防水に金がかかる(高級車1台分余分にかかるとか)
・防水機能が低下し、雨漏りする可能性が屋根架けより高い
・夏は熱がダイレクトに伝わるので、暑くなる etc.

それだけのデメリットがあっても、開放的な空間が自分の敷地内に欲しい。
庭が取れないので、屋上にもってくるしかない訳です。

ただし、この要望は絶対というわけではなく、契約した後でプランを決めていく際に、見直す可能性がないわけではありません。
ただ、業者を決めさせていただくという今の段階で、「御社で陸屋根の家を建てるとすれば」という話を聞かせていただきたいので、陸屋根のプランを考えて欲しいという気持ちは変わりません。

ちなみに、陸屋根を断念した場合は、南北面が妻になる切妻屋根がいいかなと、個人的には思っています。
週末に配布させていただいた、粗プラン依頼書に関する質問と、それに対する回答を掲載します。

Q1:一度提出した1次プランに、施主側の意見をぶつけてもらって改良したものを提出したいが、そのような機会はあるか?
A1:プレゼンテーションの質疑応答の際、当方が希望すれば、その機会はあると思います。
どちらにせよ、締切後に個別に話を伺わせて欲しいので、その際に改良したプランを提出していただければ、当方が判断する材料に加えることになると思います。
ただし、プレゼンテーション前にプランをお見せになられて、やり取りしながら最終的な1次プランを出す、ということは、選定方法の趣旨に反するため、ありえません。


Q2:「部屋配置希望一覧表」に記載されていない部屋を新たに設けても良いのか?
A2:「部屋配置希望一覧表」は、当方の最低限の希望なので、これ以上に増えても可です。


Q3:携帯の番号を書かれているが、日中連絡が取れるのか?
また、自宅の電話にかけても良いのか?

A3:平日昼間に仕事をしていますが、来客中や運転中でなければ電話に出ることはできます。もし昼間に携帯に電話をかけられて私が出なかった場合は、留守電に用件を入れておいて頂ければ、後ほどかけなおします。
自宅の電話にかけていただいても構いませんが、当然平日の昼間は留守にしています。
携帯と自宅の電話では、どちらが捕まりやすいかは時と場合によりますので、担当者様の都合の良い方法で連絡をとられて構いません。
あのような依頼形式にした理由についてもまとめておきたい。

1次:
・専門家の意見を聞きたい
家の建替え計画が最初に持ち上がってから5年、正直言って考えが煮詰まっている部分がある。
いい意味で、この煮詰まった状態を打開してくれる斬新なプランの登場を期待している。
例えば、1階に店舗・治療院・居室を配置するという条件の中で、南側に何を持ってくるか。駐車台数をどのように配置してくるか。
建築の専門家が考えるプランが、(自分たちの考えを持っているだけに、)うーんと唸るものか、それともこんなもんかと思うか、そこが一つの焦点になる。

・まずは自由な発想で
実際に間取り等を決めていく場合、専門家の言うことを全て聞くつもりはないし、反対にこちらの考えを全て通すつもりもない。
実際には、恐らくこちらのプランをプロの目で修正してもらいながら、結果的に我が家にとって最適な間取りを決めるようになるだろう。
だとしても、各社が当方の敷地を見られて、どのような図面を描いてくれるのか。
それによって見えてくる会社ごとの個性があると思う。
つまりは、会社ごとのオリジナリティーを見たいので、2次に必要になる当方作成の図面は、あらかじめお見せすると、期待した効果が得られないと思った。

・概算をいくらで出されてくるか
予算を聞いてきた会社には正直に答えているし、聞いてこない会社にこちらから言うことはしていない。
その中で、いくらの概算額を提示されるかで、会社の考えが少しは見えてくるのではないかと思っている。

・公平性のアピール
1次プランを厳封するようにお願いしたのは、先に見ると絶対に判断にブレが生じると思ったからだ。
つまり、○○社が2月5日に提出したのをその日に見て、△△社が2月15日に提出したのをその日に見ようとすると、絶対に○○社と△△社の比較になってしまうし、そうなると10日前に見たものと今日見たものとを比較するようになる。
それでは、同じ条件で比較することにならない。
なので、5社のプランをを全く同じ日に見るために、このような形式にした。



2次:
1次と逆で、当方のプランで家を建てたらいくらになるかをお聞きするためのもの。
こちらは、建築は素人だが、今の土地に住みながら商売をすることに関してはプロである。
この間取りで家を建ててくれと言うつもりは毛頭ないが、現状で当方が考える最適な間取りの建物がいくらで建つかを聞いておかなければ、建物には満足できるがローンに苦しむということになりかねない。
また、「金額だけで業者を選定することはない」という言葉を、どれだけ信用してくれているかも見てみたい。
昨日と今日の2日間に分けて、粗プラン依頼書を候補企業に提出した。
うち2社は、担当者に直接渡したわけでないので、後日電話等で補足の説明が必要になろうかと思う。

そして、直接渡した3社のうち、何社かから予想していなかった反応をもらった。
順序が逆ではあるが、このような粗プラン依頼書を作成した意図をまとめておきたい。

1.集まれる機会が限られている。
新たな建物で暮らす大人は5人いる。
その5人とも仕事を持っており、女3人は土日が必ず休みというわけではない。
全員が揃っていえづくりの検討を行おうとすれば、夜中にやるか、全員の休みが偶然合うのを待つか、意図的に休みを合わせるかのどれかしかない。
つまりは、集まれる機会が限られる中で、どのように情報を共有して、どのように考えをまとめて、どのように1つの答えを出すかを考えれば、文書を共有するのが一番だと考えた。

2.公平に競っていただきたい
競うという言葉が適切かどうかはこの際置いておいて、
初めてお会いしてから時間が経っている会社とそうでない会社、親と意見交換が進んでいる会社と子と意見交換が進んでいる会社、工務店とハウスメーカーなど、条件が皆違う5社を候補として考えている中で、主観的意見をまとめて1つの会社に絞るのは不可能だと思う。
ぶっちゃけていうと、我が家の5人それぞれが意中のメーカーを持っていて、それは一致しているわけではない。
その状態で、最善のいえづくりパートナーを選定するためには、客観的に検討するしかないはずだ。
そこで、各社共通の仕様書を作成し、条件を同一にすることで公平に競っていただいて、同じ土俵で勝負した結果で検討したいと考えた。

3.時間がない
1と係わってくるが、いえづくりパートナーが決まってから、実際の着工に入るまで、決めなければいけないことは本当にたくさんあるはずだ。
あとちょうど1年後には取り壊しに入ろうかという状態で、時間をかけるべきところは、実際にどんな家を作るかという作業であり、パートナー選びではないと思う。
もちろん、いえづくりパートナー次第で完成する建物は大きく変わってくるはずで、ここを軽視しているというわけではない。
だけど、時間をかけて(面談を重ね、実例等を見させてもらう機会を重ねて)パートナー選定作業をしたところで、余計に判断が難しくなるだけだと思った。
ドライに、コンペ形式で決めるのが一番だと考える。

4.断るのが苦手
何かを断るのが得意で大好きという人は、世の中に恐らくいないだろう。
我が家は商売人の家なので、特に断ることが苦手だと思う。
今現在、候補企業は5社だが、絞って5社に落ち着いている。
この5社は本当に横一線で、結果的にどこに頼むことになっても、まず後悔することはないだろうと思う。
それだけの会社のうち、確実に4社にゴメンナサイと言わなければならない。
そのときに、「何となく○○社がよかったので、あなたの会社とは契約できません」とは言えない。
断るときは、どの社のどういうところがよかったか、あなたの会社に何が足りなかったから断ったかを、きちんと説明して断るべきだと思っている。
逆に言えば、それくらいきちんと説明ができるまで、5人が徹底的に議論しないといけないと思う。
そのためには、各企業さんに明確な資料を出してもらうことが必要で、なおかつ資料だけではなく、実際に話を聞くことも必要だと考えた。
各企業さんにお願いする、粗プラン作成の仕様書がつい先ほど完成した。

この土日で配って歩きたいと思う。

どうかよろしくお願いします。
午前中に仕事を休んで、まずは広島高速道路公社へ。
実は、建設予定地の前の道路が一方通行になるという噂があり、真偽を南区役所に尋ねるも回答が得られなかったので、高速道路公社に行くことになったもの。

結論から言えば、一方通行になるのではなく、幹線に直接つながっていたものが、幹線に繋がるルートと大州IC.に繋がるルートに分かれるというイメージ。
現状、マツダの社員やマツダに出入する業者さん相手に商売しているようなものなので、道路開通後の交通量が増えるか減るかは重要な問題だが、今の時点で予測することは不可能だ。

また、ボーリング調査の結果も頂いた。
粗プランの作成仕様書を鋭意作成中なのだが、このボーリング調査を踏まえた見積を各企業さんに出していただこうと思っている。

ついで、SS社へ。
5年前に1度コンタクトを取ったことがあるが、その当時の営業担当者さんがまだ在籍しておられ、スムーズな話し合いができた。
ちょっと前に、SS社が施工されたS造物件を見たことがないと書いたが、実際に居住されている物件を見せていただけるとのことだった。
一度お邪魔させていただけるものならしてみたいと思った。
設計段階で大まかな配置等を決める必要があるため、キッチンのショールームに初めて行ってきた。
伏字にするメリットもないと思うので実名で書くけど、八丁堀のヤマハリビングテックに、ユキコ・ヒロヤスと3人で。

最初、僕もユキコも、ヤマハはデザインをウリにしているメーカーだと思っていたが、細かい機能のことまでよく考えられていると感じた。
あと、ピアノの塗装技術を使っているというのは知識として前から知っていたんだけど、曲線を用いたカラフルなキッチンというのは実際に見るとかなり美しく、いきなり好印象を持った。

水周りは、キッチンは形や大きさを決めないと図面が描けないけど、風呂とトイレは大きさだけ決めれば後は何とかなるので、キッチン優先で色々見て回りたい。

そう思って広島にショールームがあるメーカーのリストを作ってみたら、なんと13社もあった。
全部回るのは大変そうだ。
それから、13社中定休日があるのは12社で、その全てが水曜定休日だった!!
これって一種のカルテルじゃないのか?と思った。
候補企業について、今日現在の自分の個人的な好みを羅列しておく。

A社:性能にはもっとも信頼を置いているけど、外観がイマイチという感想。
これは感性の問題で、論理的な理由なんて言えない。

SH社:営業担当さんが、5年前に初めていえづくりを考えてモデルルームを訪れた後も、ずっと継続して連絡をくれている。
ここまでしてくれたのは、この会社だけだ。
A社と同じく、外観がイマイチ好きになれない。

SS社:雑誌等で見る施工例(間取り・外観)に、一番魅力を感じる。
マンション建設も行っており、スケールメリットで部材を安く調達できる効果があるのか、坪単価も安い。
ただ、モデルルームを持っておらず、同社が施工したS造の家を実際に1軒も見たことがないのは不安ではある。

O社:実家や親が持っている借家に関して、何かあったら頼んでいる地元の工務店。
マリコが窓口なので、僕は話をしたことがない。
今の時点では書くことがない。

W社:ハウスメーカーではなく、工務店でもない。
ここに頼むと、施主がやらないといけないことは多くなる。
しかし、逆に僕はそれが楽しみではある。
魅力を感じているが、従来の観点で言えば一般的なサービスではないため、よくわからない印象はある。

あえてちょっとずつ悪い点も書いてみました。
今の時点では、僕の印象は全部横一線です。
ただ、お金に糸目をつける必要がなければA社に頼むし、店舗付の2世帯住宅じゃなかったらW社に頼むだろうとは思っています。
W社のサービスを書いてしまうと、伏字の意味がないので割愛。
ヒデトシとタカシで訪問した。
W社の代表のメルマガはもう何年も読んでいるが、実際にお会いするのは初めてである。
タカシにとっては初めて聞く話ばかりだっただろうが、えらく感心していた。
(話の最中は無表情だったが、帰りの車中では話が盛り上がった)
たぶん、男の子はこういう話が好きである。
同様の理由で、マリコを連れて行かなくてよかったかも。
けど、1度はマリコとユキコにも話を聞かせる必要があると感じた。
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