SはS社、IはINHプロジェクトの略です。
前にも書きましたが、議事録風にまとめただけで、実際の打ち合わせがこんな風にだ・である調で行われているわけではありません。
―――――――――――――――――――
◇見積に関すること
S:前回(’08年10月)に提示した見積と、項目が同じものは単価も同じになっている。金額は若干下がっているが、減額案を採用した結果こうなっている。
I:了解。
S:2階のベランダのオーバーハングが2m近くあるので、相当太い梁を入れるつもりでいた。しかし、頬杖を入れてやって耐力を上げることで、構造関してコストダウンが図れる可能性がある。KESの本部と打ち合わせをしているところだが、頬杖の採用の可否は?
I:気にならないので、強度に影響が出ないのであれば、頬杖を作ってコストダウンが図れるほうが良い。
S:では、その可能性を探ります。
I:外構の境界ブロックは不要ではないか。西側隣接地との境は、西側隣接地の所有者が負担して壁を設置することで話がついている。北側に関しても既存のブロック塀があるので、工事の邪魔になるなら撤去もやむをえないが、そうでないならそのまま利用すればよいのではないか。
S:西側については見積から削除する。北側に関しては、工事の邪魔になることはない。しかし、基礎工事の際、壁のすぐ近くまで掘るので、壁が倒れてしまうかもしれない。できるだけ壁がそのまま使えるように気をつけて工事を行うつもりだが、希望に添えない状況になることも考えられる。
I:では、できるだけ北側のブロック塀を壊さないように施工していただき、もしも壁が倒れた際には新たに壁を作る、ということにしていただきたい。北側の長さの分だけ見積にも記載していただきたい。
S:了解。
◇工事工程に関すること
S:自販機について。解体前に道路のすぐ脇に移設していただき、足場が取れてから本来の設置場所に移設していただきたい。仮設位置で稼動できるようにするための配線工事はS社が行う。移設はIさんにて行ってほしい。コンクリート土間の新設作業は、ひび割れ防止のため目地を入れて区画ごとに行う。そのため、自販機の稼動ができない期間はほとんどゼロにすることが可能だと思う。
I:了解。ご配慮ありがとうございます。
S:工程表を持参した。2月下旬に確認申請を行い、5月20日前後に確認が下りると想定した。GW明けから解体に入り、5月末に地鎮祭。6月末に棟上。9月末に引渡しを予定している。支払いに関しては、解体に入る直前に着手金、棟上の後に中間金、引渡し時に完了金として、それぞれ3分の1ずつお支払いいただくのが基本だが、支払い時期や配分については相談に応じる。
I:特に異論はない。支払いについては、金融機関に尋ねてみる。
S:H金融機関との協議はIさんにお任せしたい。仕様が決まらないと、工事を遅らせる原因になる。仕様については早めに決めていただきたい。
I:決断力がないので、仕様を決めるのに時間がかかると思う。早めに案内していただけると助かる。
I:契約前に決めておくべきことは何か。
S:外壁の開口部は、確認を出した後は変更できないものと思っておいていただきたい。
したがって、外壁に取り付ける窓やドアの大きさと位置は、早急に決めていただきたい。
I:では、早急に考えをまとめてお伝えする。
S:地盤調査を、解体前に1回、解体して更地になってから1回の、合計2回行いたいと思う。
I:了解。
I:解体の際、どの程度のものなら残しておいても良いのか。
S:エアコンや店舗用のダクトなど、「建物にくっついているもの」はそのままで結構だ。少数の家具なら解体工事業者に無理を言って一緒に片付けてもらうことも可能だろうが、あまりに量が多いと追加料金が発生すると思われる。
◇建物について
S:2階のキッチン・リビング周りは、ウッドワンの無垢のドアを採用した。それ以外は標準グレードだ。
I:屋根の勾配をどうするか、これも確認申請を出す前に決めないといけないですね。
S:2階の梁の寸法が短くなれば、屋根勾配をもっとつけることも可能だろうから、KES本部との協議の中で屋根勾配についても検討したい。
I:前回のこちらからの提案は、少々出すぎた真似だったと思い、反省している。大部分はお任せしたいが、勾配天井を採用するのもいいし、建物高が10mを超えてもかまわないと思っているので、その可能性も含めて検討していただきたい。
S:建物高が10mを超える場合についても試算したい。材質についてはどうしましょうか。
I:最初はコロナで計算してほしい。合計の建築費を見て、あまりに高ければ屋根材をコロナ→ガルバリウム鋼板でコストダウンを実施することにしたい。
S:了解。
I:2階のリビングと和室の床段差はつくか。段差があるなら和室を小上がりにして床高を上げたい。
S:段差が生じないように施工する。床高を上げると工事費も10万円くらい上がるのではないか。
I:では、今のままでOKだ。
◇その他
I:ヒデトシ世帯の家具の配置案を作成したので、図面をお渡しする。
これからは早急にH金融機関と相談し、借り入れの可否を照会する。
S:当社も、確認申請図書の作成を行っていく。
――――――――おわり――――――――
前にも書きましたが、議事録風にまとめただけで、実際の打ち合わせがこんな風にだ・である調で行われているわけではありません。
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◇見積に関すること
S:前回(’08年10月)に提示した見積と、項目が同じものは単価も同じになっている。金額は若干下がっているが、減額案を採用した結果こうなっている。
I:了解。
S:2階のベランダのオーバーハングが2m近くあるので、相当太い梁を入れるつもりでいた。しかし、頬杖を入れてやって耐力を上げることで、構造関してコストダウンが図れる可能性がある。KESの本部と打ち合わせをしているところだが、頬杖の採用の可否は?
I:気にならないので、強度に影響が出ないのであれば、頬杖を作ってコストダウンが図れるほうが良い。
S:では、その可能性を探ります。
I:外構の境界ブロックは不要ではないか。西側隣接地との境は、西側隣接地の所有者が負担して壁を設置することで話がついている。北側に関しても既存のブロック塀があるので、工事の邪魔になるなら撤去もやむをえないが、そうでないならそのまま利用すればよいのではないか。
S:西側については見積から削除する。北側に関しては、工事の邪魔になることはない。しかし、基礎工事の際、壁のすぐ近くまで掘るので、壁が倒れてしまうかもしれない。できるだけ壁がそのまま使えるように気をつけて工事を行うつもりだが、希望に添えない状況になることも考えられる。
I:では、できるだけ北側のブロック塀を壊さないように施工していただき、もしも壁が倒れた際には新たに壁を作る、ということにしていただきたい。北側の長さの分だけ見積にも記載していただきたい。
S:了解。
◇工事工程に関すること
S:自販機について。解体前に道路のすぐ脇に移設していただき、足場が取れてから本来の設置場所に移設していただきたい。仮設位置で稼動できるようにするための配線工事はS社が行う。移設はIさんにて行ってほしい。コンクリート土間の新設作業は、ひび割れ防止のため目地を入れて区画ごとに行う。そのため、自販機の稼動ができない期間はほとんどゼロにすることが可能だと思う。
I:了解。ご配慮ありがとうございます。
S:工程表を持参した。2月下旬に確認申請を行い、5月20日前後に確認が下りると想定した。GW明けから解体に入り、5月末に地鎮祭。6月末に棟上。9月末に引渡しを予定している。支払いに関しては、解体に入る直前に着手金、棟上の後に中間金、引渡し時に完了金として、それぞれ3分の1ずつお支払いいただくのが基本だが、支払い時期や配分については相談に応じる。
I:特に異論はない。支払いについては、金融機関に尋ねてみる。
S:H金融機関との協議はIさんにお任せしたい。仕様が決まらないと、工事を遅らせる原因になる。仕様については早めに決めていただきたい。
I:決断力がないので、仕様を決めるのに時間がかかると思う。早めに案内していただけると助かる。
I:契約前に決めておくべきことは何か。
S:外壁の開口部は、確認を出した後は変更できないものと思っておいていただきたい。
したがって、外壁に取り付ける窓やドアの大きさと位置は、早急に決めていただきたい。
I:では、早急に考えをまとめてお伝えする。
S:地盤調査を、解体前に1回、解体して更地になってから1回の、合計2回行いたいと思う。
I:了解。
I:解体の際、どの程度のものなら残しておいても良いのか。
S:エアコンや店舗用のダクトなど、「建物にくっついているもの」はそのままで結構だ。少数の家具なら解体工事業者に無理を言って一緒に片付けてもらうことも可能だろうが、あまりに量が多いと追加料金が発生すると思われる。
◇建物について
S:2階のキッチン・リビング周りは、ウッドワンの無垢のドアを採用した。それ以外は標準グレードだ。
I:屋根の勾配をどうするか、これも確認申請を出す前に決めないといけないですね。
S:2階の梁の寸法が短くなれば、屋根勾配をもっとつけることも可能だろうから、KES本部との協議の中で屋根勾配についても検討したい。
I:前回のこちらからの提案は、少々出すぎた真似だったと思い、反省している。大部分はお任せしたいが、勾配天井を採用するのもいいし、建物高が10mを超えてもかまわないと思っているので、その可能性も含めて検討していただきたい。
S:建物高が10mを超える場合についても試算したい。材質についてはどうしましょうか。
I:最初はコロナで計算してほしい。合計の建築費を見て、あまりに高ければ屋根材をコロナ→ガルバリウム鋼板でコストダウンを実施することにしたい。
S:了解。
I:2階のリビングと和室の床段差はつくか。段差があるなら和室を小上がりにして床高を上げたい。
S:段差が生じないように施工する。床高を上げると工事費も10万円くらい上がるのではないか。
I:では、今のままでOKだ。
◇その他
I:ヒデトシ世帯の家具の配置案を作成したので、図面をお渡しする。
これからは早急にH金融機関と相談し、借り入れの可否を照会する。
S:当社も、確認申請図書の作成を行っていく。
――――――――おわり――――――――
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